できる

「できる」と「つくる」
似ているようですが本質が違う。

言い換えれば、天然と養殖。
自然にできるものは強固な生命力が備わっている。
それに比べてつくったものには生命力を感じられない。
これが大きな違いだと考えます。

これは生命力だけではなく、理論にも当てはまる。

言い換えれば、事実と仮説
多くの事実からできた理論には実証性がある。
仮説の積み上げでつくった理論には説得性がない。

人のつながりもそうかな。

言い換えれば、人脈と派閥。
自然とできた人のつながりは信頼で結ばれている。
権力のためにつくった派閥は利益関係で結ばれている。

私はつくるのは苦手だ。
できるのを待つのが好きなのさ。

残る物

やったことに対しては必ず何かが残るはず。

行動→成果

多くは成果を期待して行動を起こしている。

仕事は生活の糧を得るため。
生活の糧を確保してから次に何を残すか。
ここからが思案のしどころです。

無意識に何を残すかではなくて何をしようかと考える。
何か面白そうな事はないか。
残す物ではなく、する事を考える。
これがゆとりなのかな。
することを選択できる状態、気が付きにくいけどこれって多分幸せなんだよね。

そしてやったことに対しては、必ず何かが残る。
でも、最初に成果を考えずにやっている事なのでこちらも気付きにくい。
その残った物に気付くともっと幸せになれるはず。

どんな行動でも何かが残る。
でも残った物が悔いにならないように気を付けないとね。

フリーサイズ

大は小を兼ねる。
有名な一言ですね。

では小は大を兼ねる事はできないのでしょうか?
いいや、小は一つでは大を兼ねる事はできないけど、数を集めれば大を兼ねる事ができるはず。
つまり、小も大を兼ねる。

大きい、小さいという制限があってもそれは工夫次第で何とかなる。
いや、何とかしないといけない。
ジャストサイズの物はオーダーメイドでも作るのが難しいのだから。

ならば自分自身がフリーサイズになればよい。
フリーサイズは大も小も兼ねるのだから。

皿洗い

食事の後にお皿を洗う。
流し台に食器があれば洗っておく。

私のする家事の手伝いは、洗濯物の取り込み、お風呂洗いと皿洗いかな。
私はどちらかというと怠け者に分類される。
まめに動くということができない。
でもその代わりやり出したらとことんやる。
スロースターターで持久型。
途中で投げ出すことができない性分です。

さて私の皿洗いにはこだわりがあります。
それはお皿の裏側を丁寧に洗う事。
食器の裏の食卓と触れるところ。
お茶碗だと底と呼ぶのかな。
でもお皿の底という表現は聞いたことがないな。

陶器だとざらざらの肌が出ています。
ここが結構汚れてる。

「料理を盛るところではないからあまり神経質になるな。」って。
いや食器は重ねて食器棚にしまうので、底の汚れが食器の表についてしまうのさ。
なので丁寧に洗う。
油が完全にとれて指でこする時のキュッキュという音が好きなのさ。

勤労感謝の日

11月23日は「勤労感謝の日」。

ということでコトバンクさんのウェブサイトで、「勤労」という漢字の意味を調べてみました。

きんろう【勤労】
( 名 ) スル
① 心身を働かせて仕事に励むこと。 「国事に-し給へるにあらず/日本開化小史 卯吉」
② 報酬を得て、定められた仕事をすること。労働。 「 -意欲」

労に励む。
なるほど仕事をするという意味ですよね。

更に「労」という漢字が気になったので調べてみると、二つの意味がありました。

ろう【労】
① 骨折り。体を使うこと。 「 -をいとわず働く」 「 -をねぎらう」
② 功績。手柄。働き。 「長年の-に報いる」
③ 長年の経験。熟練。 「木工の君といふ人、-ある者にて/宇津保 藤原君」
④ 長い間使用したこと。 「すり平めかし-多きになりたるが/枕草子 二〇二・春曙抄」
[句項目] 労多くして功少なし ・ 労を多とす ・ 労を執る

いたわる【労る】( 動ラ五[四] )
① 困っている人や病人などに同情の気持ちをもってやさしく接する。大事にする。 「年寄りを-・る」 「患者を-・る」② 慰労する。苦労をねぎらう。 「部下を-・る」③ 養生をする。 「病の身を-・る」④ 苦心する。骨折る。 「心ことに設けの物など-・りてし給へ/宇津保 俊蔭」⑤ 病気になる。 「日ごろ-・る所侍りて院にも内にも参り侍らぬ/宇津保 国譲下」

労にはいたわるという読みがあるのですね。
今まで気が付かなかったけど、これって介護のことじゃないか。

うん。
勤労感謝の日には「介護ご苦労様の日」の意味があってもいいのでは。