ハイレゾ

ハイレゾとはハイレゾリューション [ high resolution ] の略語で、意味は高解像度。

一番分かり易いのはディスプレイですよね。
ハイビジョン放送の映像の解像度は、フルHDで 1,920 × 1,080 です。
ハイビジョンは長年夢の高解像度放送とされてました。
千をKで表すことから 1,920 を 2K と呼びます。

フルHDは綺麗だなと思っているうちに時代は4Kに突入。
4Kの 解像度は 3,840 × 2,160。
そして8K放送の開始。
8Kの解像度は 7,640 × 4,320。
8Kはスーパーハイビジョン放送にあたります。

どんどん高精細な表示ができるようになっているのですね。
ディスプレイが大画面になるほど効果がありそうです。
映像の高解像度化の意味は分かり易い。

一方で分かり難い高解像度化が音の世界。
ハイレゾで録音されて配布されている音楽データをハイレゾ対応のプレイヤーで聞く。
このハイレゾ対応のプレーヤーが高価なんですよね。
ヘッドフォン(イヤホン)も数万円。
でも人間の耳ってそんなにも精細なのかな。

ハイレゾの音楽データとは音のサンプリング周波数および量子化ビット数のうち片方がCD-DAスペック(44.1 kHz, 16bit、もしくはDATスペック(48 kHz, 16bit))相当を超えているもの。
要するに音のデータをCDのデータより細かく記録する方法の総称で、規格は明確ではないようです。
規格が明確ではないため分かり難いのかもしれません。

百聞は一見にしかずと言います。
考えるだけではわからなくても、百考は一聞にしかずかもしれません。
ハイレゾ対応の音楽を聞いてみれば、耳が覚醒するのかもしれません。