やり手

やり手がいない。
やり手=物事を行ってくれる人 という意味です。

やり手のいないような物事をスパッと片付けてしまう人。
あいつはやり手だという評価になります。
やり手=腕前のある人。敏腕家。

私はどちらかというと、やり手のない仕事を片付けてきました。
今やっている仕事もそんな仕事。
面倒だし、体力使うし、うまくいかない可能性もある。
そんな仕事なのでスパッと片付くはずもない。
終わるまでコツコツとジグゾーパズルを組み上げるしかない。

そんな私はやり手ではなくて、手が切れない人間。
多分そうなんだろうな。

でもできない事は何もないぞ。
時間さえくれれば何でも片付ける自信はある。
最初からできないと否定はしない。
できると肯定してから、やり方を考えます。
だからできあがるまでに時間がかかるんだよね。

はは、
私はやり手ではありませんがやり手にはなります。

人在

企業に働く人が集まらない。
人無。

久しぶりに現場に出てみると若い人の姿が見当たらない。
私と同年代の人間が汗を流して働いている。
いつからこんな状況になってしまっていたのか?

私が現場を飛び回っていた頃は 20代 30代の人間であふれかえっていたのですが。
汗を流して物を作り出す。
それが楽しかった。

今の人は汗を流すのが苦手になってしまったのかな。

人を人材として考えるか人財として考えるか。
建前では人財というが本音は人材としてしか考えていないのでは。

それに気が付いた人間は、企業に人材として使われるのではなく自分を人財として売り込む時代に変わりつつあるのかなと思います。
企業は人財としての価値を認めて受け入れるか、企業自身が本音で人財を育てなければいけないのでは。
人は自分を人財として認めてくれる企業にしか残らないと思います。

まずは人が在ること。
人在から真剣に考えないといけないのでは。

横になる

横になるとすぐに寝てしまう。
寝てしまうというより起きてられないと言った方が正解。

座ったままでPCに向かっているので背中が痛くなる。
そこで背中を伸ばすために横になる。
横になった瞬間背骨がメリメリ・ボキボキと悲鳴を上げます。
背中を丸めた悪い姿勢で作業しているからだろうな。
なので疲れたと感じたら横になります。
するとそのまま爆睡。
2時間位寝てしまいます。
睡眠の深さの周期は2時間というのは何となく理解できます。

さて横になると寝る。
普通は使い分ける必要はない。
普通は寝ている時間=横になっている時間だから。

私の場合は
寝ている時間>横になっている時間。
椅子に座ったまま寝入ってしまう事が多いので。
通勤の電車やバスの中でのうたた寝。
勤務先では昼休みに昼寝。

横になって寝てるのは一日2時間位かな。
背骨が悲鳴を上げるのももっともだと思います。

さあ寝ようと思って寝ることはほとんどなし。
私は弱い生き物なので安息の時間は与えられていないようです。

横の物

横の物を縦にもしない
それって私のことを言っているのだろうな。

縦の物は倒れるけど、横の物は倒れはしない。
縦より横の方がいいじゃないか。
いや問題の本質は、縦に立てて並べるべきものを横に積んでしまうこと。

分かり易い例は本。
縦に並べれば取り出しやすいのに横に積んでしまうから取り出せなくなる。
本の横積みは整理が悪いと言いたいのでしょうね。
でも本を横に並べると場所をとるぞ、横積みなら高さが増えるだけで床面積は変わらない。
足の踏み場もない部屋では本を立てて並べることなど不可能なのさ。

横の物が横になっているのにも一論あるのかも知れません。

さて「横の物を縦にもしない」ということは、ものぐさで何もしないという意味でしたが、では「横の物を縦にする」という言葉はどんな意味かな?

ものぐさで何もしないの反対だから几帳面に何でもするということなのかな。
いいえ、違うのです。
横に並んだ文字を縦に並べる。
つまり横文字を縦書きの日本語に翻訳するという意味なのです。

日本語って難しいよね。

十月蚊

五月蠅いと書いてうるさいと読む。

蠅にどこまでもつきまとわれて、邪魔でわずらわしい状態。
旧暦の五月の事だろうから今なら六月に当たるのかな。
確かに蠅が出現し始めるのは六月位からだと思います。
子供の頃は天井からハエ取り紙がぶら下がってました。
蠅が付かずに自分の髪の毛がついて大騒ぎをした覚えもあります。

さて、五月蠅いと書いて「うるさい」ならば、十月蚊と書いて何と読まそうか。

今日は蚊につきまとわれどうしです。
最初の一匹は私の周りを飛び回っていました。
そのうちに、私の掌を刺す暴挙に出てきました。
パシッ!
と叩きつぶしたのですが時すでに遅くたっぷりと血を吸われていました。

二度目は散々つきまとわった後に逃走。
イライラさせられましたが実害はなし。

三度目は、ブーンという羽音を立てて頭の周りを飛んでいたところを空中殺法。
パチンと両方の掌で叩きつぶしました。

10月なのに蚊の活動が活発です。
気温が下がってきて元気を取り戻したのか。

十月蚊・・・。
「しぶとい」と読んでみたいですね。