自動洗浄

先日入れ替えたシステムキッチンの目玉商品「洗エールレンジフード」の初運転となりました。
ボタンを押すだけで、レンジフードのファンフィルターを自動で洗浄をしてくれます。

レンジフードに洗浄が必要のサインが点灯したら、洗浄用の温水をトレイに入れて後はボタンを押すだけ。
シュワシュワというシャワーの音とゴロンゴロンという回転音。
10分間待つと、あーら不思議ファンフィルターの洗浄終了です。
台所掃除の中で一番手間のかかるお仕事から解放された瞬間です。

女房の鼻息が荒くなってました。
私は胸をなでおろしました。
もうファンフィルターの清掃はしなくていいんだ。
二人で便利になったものだとご満悦。

することが大変だと考えていたこたを機械が代わりにやってくれる。
この代表が洗濯機。
昔はたらいに洗濯板でした。
手作業が美化されることが多いですが、洗濯は機械に任せた方が無難ですよね。
まあシミ抜きは手洗いになるでしょうが。

家事の省力化、高齢化社会には必須ですね。

我が家のシステムキッチン、クリナップクリンレディ

失敗

失敗とは目的を達成できずに終わること。
なので目的がない時にしくじっても失敗ではない。
物事が上手くできなくても失敗だと考えてはいけないのです。

同じ不手際をしてしまっても
上手くできないことが許される時であれば失敗ではなく。
上手くできることが求められる時では失敗となる。
同じ結果であっても評価が異なるのです。

さらに目的には期待が上乗せされることがあります。
期待に応えようとすると不必要にハードルが上がります。

目的は達成できているのに期待に応えられていない。
これって「失敗」なのかな。
成功なのに失敗と評価されてしまうという、おかしな例です。

期待に応えようとすることは大切なことかもしれませんが、それを目的にしてはいけない。
期待というのは膨張するもので定量的なものではないから。

目的がはっきりしない状態での試行錯誤。
上手くいかないのは仕方がない。
目的を決めるまでは恐れず何でもやってみよう。

長月

9月に突入。
近くの水田では稲が穂をつけ始めました。
夏の気配が遠のき、秋の訪れを感じるようになってきました。

稲穂と言えば
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉を思い出します。
人間がその言葉どうりなのかは知りませんが、
稲穂からの「頑張って実ったよ」という声が聞こえてくるようです。

五七五にまとまった秋の風物詩。
五・七・五は日本語を音楽にしてくれるようですね。

そして
日が短くなり夜が長くなってきました。
長月の語源も夜の長さを感じ始める月にあるようです。

秋は天気が不安定。
さらに今年は台風ラッシュが続いてます。
頑張って育った稲穂が倒されなければよいのですが。

和食

和食ってユネスコ無形文化遺産に登録されているんですよね。

農林水産省のウェブサイトに行ってみました。
「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されました!

でも何で「遺産」なのかな?
先人たちが遺したくれた財産という意味なのでしょうね。
私には、今の日本人の食事は「和食」とは言えないという戒めに聞こえます。

ユネスコ無形文化遺産の和食は一汁三菜。
汁一品と膾・煮物・焼き物の菜三品からなる膳立て。
でも日常の食卓ではまず見ることができません。
頑張って、鮭・生卵・納豆にお味噌汁が私の一汁三菜かな。

現代の日本人だけでなく、先人達も一汁三菜では無かったはず。
実際は一汁一菜で、菜を漬物ということが多かったのでは。
そう、実際の和食文化は一汁一菜だったのではないのでしょうか?

ならば
一汁一菜を「生きた和食文化」としてしまおう。
ウェブサイト KOKOCARA にこんな提案がありました。
「一汁一菜でよいという提案」 
一汁一菜が昔からの日本の食卓の風景なのかもしれません。

でも
私の考える和食の原点とは
「炊きたての熱々ご飯」
これがメインディッシュですべて。
「一飯熱々」
先人達は食事に合わせてご飯を炊いた。
炊きあがったご飯を家族で食べる。
これこそ日本人が継承すべき文化遺産なのでは。

「和食」の「和」の意味って「熱々家族」なのかも。