失敗

失敗とは目的を達成できずに終わること。
なので目的がない時にしくじっても失敗ではない。
物事が上手くできなくても失敗だと考えてはいけないのです。

同じ不手際をしてしまっても
上手くできないことが許される時であれば失敗ではなく。
上手くできることが求められる時では失敗となる。
同じ結果であっても評価が異なるのです。

さらに目的には期待が上乗せされることがあります。
期待に応えようとすると不必要にハードルが上がります。

目的は達成できているのに期待に応えられていない。
これって「失敗」なのかな。
成功なのに失敗と評価されてしまうという、おかしな例です。

期待に応えようとすることは大切なことかもしれませんが、それを目的にしてはいけない。
期待というのは膨張するもので定量的なものではないから。

目的がはっきりしない状態での試行錯誤。
上手くいかないのは仕方がない。
目的を決めるまでは恐れず何でもやってみよう。

長月

9月に突入。
近くの水田では稲が穂をつけ始めました。
夏の気配が遠のき、秋の訪れを感じるようになってきました。

稲穂と言えば
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉を思い出します。
人間がその言葉どうりなのかは知りませんが、
稲穂からの「頑張って実ったよ」という声が聞こえてくるようです。

五七五にまとまった秋の風物詩。
五・七・五は日本語を音楽にしてくれるようですね。

そして
日が短くなり夜が長くなってきました。
長月の語源も夜の長さを感じ始める月にあるようです。

秋は天気が不安定。
さらに今年は台風ラッシュが続いてます。
頑張って育った稲穂が倒されなければよいのですが。

和食

和食ってユネスコ無形文化遺産に登録されているんですよね。

農林水産省のウェブサイトに行ってみました。
「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されました!

でも何で「遺産」なのかな?
先人たちが遺したくれた財産という意味なのでしょうね。
私には、今の日本人の食事は「和食」とは言えないという戒めに聞こえます。

ユネスコ無形文化遺産の和食は一汁三菜。
汁一品と膾・煮物・焼き物の菜三品からなる膳立て。
でも日常の食卓ではまず見ることができません。
頑張って、鮭・生卵・納豆にお味噌汁が私の一汁三菜かな。

現代の日本人だけでなく、先人達も一汁三菜では無かったはず。
実際は一汁一菜で、菜を漬物ということが多かったのでは。
そう、実際の和食文化は一汁一菜だったのではないのでしょうか?

ならば
一汁一菜を「生きた和食文化」としてしまおう。
ウェブサイト KOKOCARA にこんな提案がありました。
「一汁一菜でよいという提案」 
一汁一菜が昔からの日本の食卓の風景なのかもしれません。

でも
私の考える和食の原点とは
「炊きたての熱々ご飯」
これがメインディッシュですべて。
「一飯熱々」
先人達は食事に合わせてご飯を炊いた。
炊きあがったご飯を家族で食べる。
これこそ日本人が継承すべき文化遺産なのでは。

「和食」の「和」の意味って「熱々家族」なのかも。

WSD-F30

またまた欲しいものが登場。

CASIOのスマートウォッチ PRO TREK Smart WSD-F30

CASIOのスマートウォッチとしては、
WSD-F10 → WSD-F20 → WSD-F30 と進化して
三世代目のモデルになります。

初代モデルが発表された時から欲しくてたまらなかったのですが、指をくわえて我慢しました。
二代目モデルは機能アップされ、喉から手が出たのですが固唾と一緒に飲み込みました。

そして三代目は、細部のブラッシュアップと小型化。
ますます私の考えている理想の時計に近づいています。
果たして私は我慢できるのか。
自信がありません。

でもお小遣いでは賄えないし。
今回も見送らないとダメなんだろうな。

今愛用中の腕時計は息子が就職した時にお給料からプレゼントしてくれた物。
一度動かなくなったのですが、オーバーホールして使ってます。
この時計が修理できなくなるまでは、新しい時計は買えないのだろうな。

言い出しっぺ

自分のやっている仕事ってなんだろう。

ここ数年はプランナーかも。
でもそこまで格好良くなくて「言い出しっぺ」。

誰も口に出そうとしないことを口に出す。
しなければいけないこと、面倒臭いこと、言ってはいけないこと。
どちらかというと言って欲しくないことをあえて口に出す。

口に出して言っても誰もやろうとはしないので
自分の手を動かす。
試行錯誤。
行き詰まるので考える。

誰も言い出さない事=簡単にはできない事なので壁があるのは承知です

そう、この「行き詰まるので考える」が自分の仕事だと思ってます。

壁を壊すか、
壁を乗り越えるか、
壁の下に穴を掘るか、
壁の切れ目を見つけるまで遠回りするか、

一晩考えるとアイデアが浮かぶ事が多いです。

ダイナマイト、梯子、スコップ、望遠鏡
道具を揃えて再度挑戦。

そんなこんなを繰り返し。
壁の向こうにでるまで数年かかることもありました。

言い出しっぺにならなければこんな苦労をせずに済むのですが。

でも知らない内に壁がなくなっていることも。
仲間が取り除いてくれていたんですね。

そうか
聞いていてくれてたんだ。