不完全

完全な物なんてない。
すべて不完全。

何故なら受け取る側によって判断する基準が異なるから。
ならば自分の考える範囲で完全を目指す。
でも、自分の中でも視線を変えれば判断が変わってしまう。
その時々によっても考え方が違ってしまうので。

完全とは、
いくつかの条件を定めてそれを全て満たす事でしかないのでは。
その条件が多い程、完全というイメージが強まっているだけ。
幾千万という定められた条件を満たした物は完全な物と考えてしまう。

でもそれでも完全な訳ではない。

完全を求められる。

でもそんなのできっこないよね。

 

水に流す

水に流す物ってなーんだ?

はは。
色々あるよね。

使い方として多いのは過去のいざこざを一切なかったことにする。
つまり多くの場合流す物は「過去」なんだ。

一方で、水に流せばすべて清められるという考えもある。
水で体を清める禊の儀式、「罪」や「けがれ」を水で洗い流す。
これも日本人の考え方なんだ。

山から海へと向かう水が豊富な日本。
川は環境の浄化作用を持っている。
だから日本人は色々な物を水に流してきたんだ。

私も水に流したい物は山ほどある。
でも流してしまうと取り返す事もできなくなってしまうんだよね。
なので流せずにいる物がほとんどなのさ。

なので流さずに
Let bygones be bygones.
過ぎ去ったことを、過ぎ去ったものとする。

自分の中で風化させてしまうのもありかもしれないね。

9連休

9連休が終わろうとしています。
まとまった時間がとれたので結構やれた事がありました。

それでも手が付かずに残ってしまった事も。
やろうと思って道具と材料は手配したのですが、時間切れになってしまった。
これがが我楽多になって部屋に居座るんだよね。

9日間もあったのですがそれでも時間が足りない。
やりたい事を減らすしかないんだろうな。

二兎を追う者は一兎をも得ず。
一兎を追っても果たして兎のスピードについていけるのか。
兎に追いつくのは並大抵な事ではない。

追いつけないなら多人数で囲い込む。
それを今年はやってみようかと。

一人でやっていては終わらない、でも何人かでやればやり遂げる事ができるはず。
そんな仲間を探してみようかと思ってます。

墨で字を書く。
身が引き締まりますね。

半紙の白に、墨の黒。
コントラストが生み出す造形美。

字には一つ一つ意味がある。
一文字で心を語える事もできる。

墨で書かれた文字は幾世紀も色褪せずに残す事もできる。
そして書になる。

墨を擦る。そして磨る。
そして墨の香りに炎の匂いを思い浮かべる。

 

猪突猛進

一つのことに向かって、向こう見ずに猛烈な勢いで、つき進む。
今までの私の一番苦手な行動パターン。
でも今年は突っ走る。

今までの軌道から外れて新しい方向へ舵を切らなければいけない年だから。
少しずつ準備はしているのだけど、周囲に影響を与えない範囲でしかなかった。

でも、これからは猪突猛進。
新しい道を切り開いていかないといけない。

まずは昨年やり残した事を片付けてる。
こちらは順調。
そしてやりたかった事をやり始めています。

どちらも手間で時間がかかる。
またまった時間がとれる今が絶好のチャンス。
だから逃さない。

どこまでできるかは、集中力次第。
脇目を振る暇はないのさ。

亥年のお正月。
お正月気分はお預けです。