果報

果報者と言う言葉が頭に浮かんだ。
私には無縁のようではありますが。

さて果報とは何のことだろう。
気になるのでコトバンクさんで果報について調べてみることに。

大辞林 第三版の解説
かほう【果報】( 名 ・形動 )
① 運のよいこと。また、幸せなさま。 「 -な男もあつたもんだ/良人の自白 尚江」
② 〘仏〙 前世のおこないによって生じる報い。 ⇔ ごう
[派生] -さ ( 名 )
[句項目] 果報は寝て待て

巡ってきた幸運の事のようです。
知らなかった。

この説明の中にある、果報は寝て待て

かほうはねてまて【果報は寝て待て】
幸運の訪れは運によるのだから、あせらないで自然に時機が来るのを待て。

幸運なのだからあくまでも運任せと言うのは理解できますね。
ところが、果報は練って待てという言葉があるらしい。
この言葉、妙に説得力があって面白い。
微々たる可能性でもあれば賭けてみたくなってしまいますよね。

幸運を待つか迎えにいくか。

どちらにしても、なかなか来てはくれないんだよね。

でまかせ

でまかせと言う言葉が気になった。

漢字で書くと「出任せ」なんだね。
コトバンクさんで出任せの意味を調べて見ると

大辞林 第三版の解説
でまかせ【出任せ】( 名 ・形動 )
口から言葉が出るに任せること。いい加減な事を言うこと。出放題。 「 -を言う」

出るに任せるということなんだ。

似た言葉でデマと言う言葉もあるよね。
続けてコトバンクさんでデマの意味も調べて見ると

大辞林 第三版の解説
デマ〔デマゴギーの略〕
① 政治的効果をねらって、意図的に流される虚偽の情報。悪宣伝。
② 根拠・確証のないうわさ話。流言蜚語りゆうげんひご

私はデマはでまかせの略語だと思ってた。
意味も似ているし。
でも語源は全く違っていたんだね。

若気

若気と書いて何と読むか。

「わかげ」と読むのが普通かな。

若気の至りという使い方をしますよね。
コトバンクさんによると若気の至りの意味はこうなります。

大辞林 第三版の解説
わかげのいたり【若気の至り】
若さにまかせて無分別な行動をしてしまうこと。また、その結果。

でも若気を調べてみると他の読み方もある。

大辞林 第三版の解説
にやけ【若気】〔古くは「にゃけ」〕
① 男色の相手。 「長季は宇治殿の-なり/古事談 2」
② 尻。特に、肛門。 「お-の張形はりがたを仕り、進じ申さう/咄本・昨日は今日」
③ 男がなまめかしい様子をすること。また、その男。にやけおとこ。 「もつぱら-をむねとして地紙うり/柳多留 17」

わかぎ【若気】
わかげ(若気)」に同じ。

わかげ【若気】
若い人の、血気にはやったり、無分別であったりする気持ち・傾向。わかぎ。

「わかぎ」はありそうな読み方ですが「にやけ」とは読めなかった。
意味も特殊用途かな。

ちょっとした発見でした。

ばね指

三日程前から左手の人差し指の動きがおかしい。

指を屈伸する時に引っ掛かりがあって痛みも感じるようになった。
曲げる時は第一関節で引っかかってカクッと曲がり、次に第二関節で引っかかってカクッと曲がる。
つまり2段階にカクッカクッと不自然な曲がり方をするのです。
延ばす時はもっと大変で曲がったまま固まってしまい、右手をつかって伸ばしてあげる必要があります。
伸びる時はバネが弾けるようにパチンと伸びる。
その時の衝撃で痛みが走るのです。

気になるので調べてみるとどうやらばね指という症状らしい。

日本整形外科学会のウェブサイトばね指のページがあり症状について解説がありました。
正にこのとおりの症状。

治療法はと見ると局所の安静・・安静・・・安静・・・・。

げっ!
引っかかりがあるのだから、無理してでも曲げ伸ばししないといけないと思いストレッチをしていた。
これは症状を悪化させているだけだった。
素人判断は恐ろしい。

と言うわけで現在左手の人差し指を使わずにタイピング中。
かなり不便。
人差し指だけ伸ばしてキーボードを叩いていると腕の筋肉が攣りそうになる。

それとコーヒーカップをつかむ時に左手の人差し指で取っ手をひっかけるんだよね。
中指でひっかけるとカップと口の位置がいつもと違って何とも飲みにくい。

しばらくはキーボードを叩かないようにしないといけないかな。

鏡開き

1月11日は鏡開き。
日本全国そうなのかと思っていたら、11日なのは関東地方のようで関西地方をはじめとして15日に鏡開きをする所も多い。

調べて見ると、本来ならば15日なのだが武家社会の都合で11日に変えた。
これが理由で鏡開きの日が二つ存在することになったらしい。
鏡開きが武家の風習でそれが広がったのが江戸を中心に関東地方。
なので関東では11日に鏡開きをする。
でもこれってローカルルールだっただね。
年神様のスケジュールからすると15日の鏡開きの方が理にかなっているいるんだよね。

さて鏡開きのとはお正月に年神に供えた鏡餅を下げて無病息災を祈って食べる行事。
神様からのお裾分け。
ありがたく頂戴いたしましょう。
わが家ではお汁粉が定番です。
いつも作り過ぎて食べるのに苦労するんだよね。