若気

若気と書いて何と読むか。

「わかげ」と読むのが普通かな。

若気の至りという使い方をしますよね。
コトバンクさんによると若気の至りの意味はこうなります。

大辞林 第三版の解説
わかげのいたり【若気の至り】
若さにまかせて無分別な行動をしてしまうこと。また、その結果。

でも若気を調べてみると他の読み方もある。

大辞林 第三版の解説
にやけ【若気】〔古くは「にゃけ」〕
① 男色の相手。 「長季は宇治殿の-なり/古事談 2」
② 尻。特に、肛門。 「お-の張形はりがたを仕り、進じ申さう/咄本・昨日は今日」
③ 男がなまめかしい様子をすること。また、その男。にやけおとこ。 「もつぱら-をむねとして地紙うり/柳多留 17」

わかぎ【若気】
わかげ(若気)」に同じ。

わかげ【若気】
若い人の、血気にはやったり、無分別であったりする気持ち・傾向。わかぎ。

「わかぎ」はありそうな読み方ですが「にやけ」とは読めなかった。
意味も特殊用途かな。

ちょっとした発見でした。