書き味

家族からは我楽多と呼ばれ冷たい目で見られているパソコン達。
でも私にとっては頼もしい相棒なのさ。

長年苦楽を共にしてくるとお互いに心が通い合うようになる。
パソコンに向かっているとパソコンのコンディションはよくわかる。
なので必要に応じて色々とメンテナンスをしてあげる。
休日の大半はパソコンとのスキンシップ。
これが家族から白い目で見らせる理由でもあるのですが。

でも不思議な物で長年愛用のパソコンだと作業がはかどるのです。
特に文章をまとめる時に力を発揮してくれます。
パソコンが勝手に文書を書いてくれる訳ではないのですが、すらすらと指が動く。
ペンで言う書き味の部分ですね。

書き味の良いパソコンは大切にしないといけないね。
この3連休の間に何台かメンテナンスをする予定。

家族からの冷たい視線に怯えながらですが。

ばね指

三日程前から左手の人差し指の動きがおかしい。

指を屈伸する時に引っ掛かりがあって痛みも感じるようになった。
曲げる時は第一関節で引っかかってカクッと曲がり、次に第二関節で引っかかってカクッと曲がる。
つまり2段階にカクッカクッと不自然な曲がり方をするのです。
延ばす時はもっと大変で曲がったまま固まってしまい、右手をつかって伸ばしてあげる必要があります。
伸びる時はバネが弾けるようにパチンと伸びる。
その時の衝撃で痛みが走るのです。

気になるので調べてみるとどうやらばね指という症状らしい。

日本整形外科学会のウェブサイトばね指のページがあり症状について解説がありました。
正にこのとおりの症状。

治療法はと見ると局所の安静・・安静・・・安静・・・・。

げっ!
引っかかりがあるのだから、無理してでも曲げ伸ばししないといけないと思いストレッチをしていた。
これは症状を悪化させているだけだった。
素人判断は恐ろしい。

と言うわけで現在左手の人差し指を使わずにタイピング中。
かなり不便。
人差し指だけ伸ばしてキーボードを叩いていると腕の筋肉が攣りそうになる。

それとコーヒーカップをつかむ時に左手の人差し指で取っ手をひっかけるんだよね。
中指でひっかけるとカップと口の位置がいつもと違って何とも飲みにくい。

しばらくはキーボードを叩かないようにしないといけないかな。

鏡開き

1月11日は鏡開き。
日本全国そうなのかと思っていたら、11日なのは関東地方のようで関西地方をはじめとして15日に鏡開きをする所も多い。

調べて見ると、本来ならば15日なのだが武家社会の都合で11日に変えた。
これが理由で鏡開きの日が二つ存在することになったらしい。
鏡開きが武家の風習でそれが広がったのが江戸を中心に関東地方。
なので関東では11日に鏡開きをする。
でもこれってローカルルールだっただね。
年神様のスケジュールからすると15日の鏡開きの方が理にかなっているいるんだよね。

さて鏡開きのとはお正月に年神に供えた鏡餅を下げて無病息災を祈って食べる行事。
神様からのお裾分け。
ありがたく頂戴いたしましょう。
わが家ではお汁粉が定番です。
いつも作り過ぎて食べるのに苦労するんだよね。

水に流す

水に流す物ってなーんだ?

はは。
色々あるよね。

使い方として多いのは過去のいざこざを一切なかったことにする。
つまり多くの場合流す物は「過去」なんだ。

一方で、水に流せばすべて清められるという考えもある。
水で体を清める禊の儀式、「罪」や「けがれ」を水で洗い流す。
これも日本人の考え方なんだ。

山から海へと向かう水が豊富な日本。
川は環境の浄化作用を持っている。
だから日本人は色々な物を水に流してきたんだ。

私も水に流したい物は山ほどある。
でも流してしまうと取り返す事もできなくなってしまうんだよね。
なので流せずにいる物がほとんどなのさ。

なので流さずに
Let bygones be bygones.
過ぎ去ったことを、過ぎ去ったものとする。

自分の中で風化させてしまうのもありかもしれないね。