ハエトリグモ

ドキッ!

パソコンに向かってキーボードを叩いている私の目の前に一匹の蜘蛛が登場。
不気味な姿に一瞬たじろいでしまう。

5㎜位の小さな蜘蛛なので怖くはない。
いざとなれば掌で叩いてしまえば一瞬で勝負はつけられる。
でも素手では叩きたくないな。

さてどうするか。
作戦を考えながらにらめっこ。
相手は物怖じせずにこちらの動きを静観している。

色は黒で真っ白な触肢がアクセント。
なかなか凛々しいカラーコーディネートです。

睨み合っていても仕方ないので私の方から仕掛けました。
ティッシュペーパーを1枚取り出して捕獲大作戦開始です。
指先を伸ばして行くと相手は瞬間移動で抗戦してきました。
スピードのあるジャンプの連続でとてもじゃないが、捕らえることなどできません。
手の届かない高さのところまで逃げられてしまい作戦は失敗に終わりました。

勝利を得るためにはまず敵を知らなければならない。
調べてみるとハエトリグモのようです。
英名はなるほどと納得させられるジャンピングスパイダー。
巣は作らず徘徊して虫を捕らえて餌とするようです。
特に害はないとされてます。
蜘蛛の巣を張らずに害もなく虫を取ってくれるのであれば放っておくかな。

ん!?
ハエトリグモがいるということは餌になる他の虫がいるということか。
こちらの方が重大な問題なのかもしれない。